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今日は月例のネイチャー部会の活動日。午前中は、産土の森の自然観察。真っ先に、フジバカマが咲いている所へ。10/10のブログでアサギマダラが1頭来たとご紹介しましたが、その後は来たり来なかったり。今日は運よく3頭が元気よく飛び回るのを観察できました。秋は実物ですね。写真1は、コバノガマズミ。写真はありませんが、ミヤマガマズミもたくさん赤い実をつけていました。写真2は、ツリバナの赤い実。写真3は、その傍で野鳥に先に食べられていたミツバアケビの実。赤松広場から愛宕社を経由して稲荷社へ向かいましたが、コナラの古木で樹液が出ているところに、オオスズメバチと一緒にルリタテハのような蝶が共存(写真4)。(先日観たテレビでは、スズメバチがカブトムシを追っ払っていたが) その直ぐ傍で、イトトンボの仲間(写真5)。

午後は、ヒガンバナ植栽地のメンテ。昨年球根を均等に植えなおしたつもりが粗密あり、ヒガンバナ球根の休眠期に球根を植え足してやろうと目印を立てる作業をしました。そのすぐ北側にあるコブシの実が熟してきているので(写真6)、アカゲラが「キョ、キョ」と大声で騒がしい。アカゲラを近くで見られる機会も少なく、良い息抜きになりました。
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今日も30℃を超える暑さ。産土の森の生き物にとっても、秋はもう少し先のようです。今日のネイチャー部会の活動では、午前中自然観察を行いました。ソバ畑東斜面のヒガンバナの開花状況を見に行きましたが、ごく一部が出穂しているだけ。その下の大沢川沿いやソバ畑周辺では、シオカラトンボや赤とんぼの仲間など多くのトンボが舞っていました。写真1枚目は、先日撮影したハグロトンボ。写真2枚目は炭窯横で咲き始めたツルボ。満開はもう少し先。写真3はその横で、ススキの周囲で咲くナンバンギセル。こちらは見頃。写真4と5は、赤松広場近くで咲くゲンノショウコの赤花と白花。他に、ツリガネニンジン、マルバハギ、オミナエシ、シラヤマギク、アキノタムラソウ、キンミズヒキなどが咲いていました。午後は、カンザシギボウシやトモエソウ周辺の草刈りをしました(写真6)。
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ソバ畑東側斜面のヒガンバナ植栽地ですが、草刈りなどの作業のために足場に竹を敷設しています。毎年更新が必要で、今年は5月から5日かけてやってきましたが、本日ようやく完了。今年は作業用の階段もつけました(写真1)。今日は、最初に森の植物観察。写真2は、7/6に撮影したトモエソウ。六甲山で種を採り、蒔きました。環境が合えば、増えていってくれると思います。写真3はメハジキ、写真4はコマツナギ、写真5はマルバハギ、写真6は足場竹の更新の作業の休憩時間にみかけたトンボ。シオカラトンボかオオシオカラトンボのメスではないかと思われますが、詳しくは分かりません。今日はトンボと同じく大沢川近くで、クロアゲハのようなきれいな蝶も飛んでいましたが、動きが早く写真に撮るのは無理でした。
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産土の森周辺というか、ひょっとすると関西一円かもしれませんが、森周辺を見回すとクマノミズキの花があちこちで満開です。写真1は全景、写真2は花のアップ。最初は薄緑色で、薄黄色になり、だんだんと白色に。この木は、最初に熊野で発見されたので、この名前がつけられたようですが、本州、四国、九州に広く分布しているとか。この木だけでなく、このような命名法、即ち「最初どこそこで見つかったから」というのは果たして良いのかと疑問になります。「良く調べたら、あちこちにあった」というのですから。牧野富太郎博士に逆らうつもりはないので、当件はこれぐらいで。

本日の、ネイチャー部会の活動で午前中に産土の森で見つけた他の花を紹介します。写真3は、カンザシギボウシ。満開一歩手前。写真4は、カワラナデシコ。ピンク色が多いですが、この個体は鮮やかな赤です。写真5は、ツチアケビの花、咲き始めです。ギンリョウソウと同じで、葉緑素を全く持たず、根に共生した菌根菌から栄養をえており、腐生植物ともいわれています。写真6は、ホタルブクロ。この地域では白色の花です。

午後は、ソバ畑法面に植え付けたヒガンバナのために、斜面に足を滑らせながら草刈りをしました。
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ネイチャー部会の定例活動日。午前中は、参加者の希望で、赤松広場から尾根入り口、さらに古木の道から竹の入り口を歩いて、植物観察をしました。昨日の雨も上がり、きれいな青空。ヤマザクラもほとんど終わりかけながら、それより花期が約2週間遅いといわれるカスミザクラなのか、写真1のように見頃の株もありました。一方、ウワミズザクラは満開。(写真2) 高い所で咲いているので中々香りをかぐのは難しいのですが、とても甘くて良い香りがします。長野県にはウワミズザクラがたくさんある所があるそうですが、香りに包まれるとすごいでしょうね。テイショウソウの小群落があるところで、ギンリョウソウを初めて見つけました(写真3)。かつては、赤松広場で見られたのですが、環境が変化したためか、消滅していました。うれしい再発見です。チゴユリ(写真4)、カキドオシ(写真5)、キランソウ(写真6)なども見られました。

午後は、ヤギ小屋手前の苗床で大きく成長したアキニレ2本とツルウメモドキ4本の苗木を掘り上げて、産土の森の適地と思われる場所に植え付けました。アキニレはカブトムシやクワガタがたいそう好むそうですし、ツルウメモドキは秋に赤い実をたくさんつけてきれいなので、きちんと根付けばいいですね。
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