2023.09.01
炭焼き名人が来訪
今日は、川西市黒川地区で長年にわたり池田菊炭を焼いていらっしゃる今西菊炭本家の今西学様が神付に来てくださいました。当会のシンボルである炭窯は、お父様である今西勝様のご指導の下で作られたものです。ここ数年、炭窯に傷みが見られるようになり、その都度修理してきましたが、安全面や今後も炭焼きを続けられるかなどについてご意見を伺うためお越しいただきました。
結論として、炭窯の状態について大きな問題はなく、当分は炭を焼くことができるだろうとのことでした。一方で、空気穴の位置やクドサシ時の密閉方法については改良した方がよいそうです。また、炭焼きの手順についても色々なアドバイスをいただきました。今年は早々に炭の在庫がなくなってしまったため、来年1月の炭焼きに向けて準備を進め、よい炭が焼けるようにしたいと思います。遠方かつお忙しいなか来てくださった今西様に心より感謝申し上げます。(写真を撮りそびれました。すみません)

結論として、炭窯の状態について大きな問題はなく、当分は炭を焼くことができるだろうとのことでした。一方で、空気穴の位置やクドサシ時の密閉方法については改良した方がよいそうです。また、炭焼きの手順についても色々なアドバイスをいただきました。今年は早々に炭の在庫がなくなってしまったため、来年1月の炭焼きに向けて準備を進め、よい炭が焼けるようにしたいと思います。遠方かつお忙しいなか来てくださった今西様に心より感謝申し上げます。(写真を撮りそびれました。すみません)

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2023.02.12
炭が焼けました!
今日はいよいよ炭を窯から取り出します。窯を密封していた扉を開けると、中には灰をかぶった炭が。トロッコを使って運び出し、ブルーシートに広げて分類し、袋に詰めていきます。ゲタ(生焼けの部分)もなく、うまく焼けているようでひと安心です。BBQに最適なこの炭は神付ふるさと村で販売しています。
午後は通常の基本活動として、三手に分かれ、産土ロッジの雨水タンクの固定板取り付け、産土の道の道普請、薪割りをしました。今年の炭焼きは一度だけなので、炭窯の清掃も実施。今日は暖かい日差しのなか、気持ちよく活動できました。皆さん、お疲れさまでした。



午後は通常の基本活動として、三手に分かれ、産土ロッジの雨水タンクの固定板取り付け、産土の道の道普請、薪割りをしました。今年の炭焼きは一度だけなので、炭窯の清掃も実施。今日は暖かい日差しのなか、気持ちよく活動できました。皆さん、お疲れさまでした。






2023.01.31
ただいま炭焼き中!
1日目(1/30)の6:30。まだ周囲が暗いなか、炭窯に点火しました。

窯の入り口で火を焚き、徐々に火力を強くしていきます。今朝はかなり冷え込み、ときおり雪が舞いました。

3時間ほどすると、窯口と煙突の両方から真っ白な水蒸気が噴き出します(左の写真)。さらに火をたくと、煙突からは引き続き白い水蒸気が、窯口からは青っぽい煙が出るようになります。

窯の内部に火が回り、煙の温度が安定した17:00頃、小さい穴を残して窯口を閉じて帰宅。夜の間に火が消えたらやり直しなのでちょっと心配です。

2日目(1/31)の7:30。霜で真っ白な世界に炭窯から出た煙が漂う景色はとてもきれいです。この煙が出ていればとりあえずひと安心。煙の温度が少し高めなので、空気穴の塞ぎ方を工夫しながら見守りましたが、その後も高めで推移しました。このぶんだと明日のクドサシ(窯の密封)は早くなるかもしれません。

3日目(2/1)の7:00。煙が少なくなってきました。中に詰めた材料が炭になった時点で窯を密封します(クドサシ)が、そのタイミングの見極めが難しい。早すぎると生焼けの炭ができ、遅すぎると灰になってしまいます。

煙がなくなること、煙の温度が十分に上がったことなどから判断して12:30にクドサシ実施。窯口に扉をつけ、砂を入れて密封します。煙突も砂で塞ぎました。昨日の予想と裏腹に、いつもより2時間ほど遅くなりました。あとはいい炭が焼けていることを祈るだけです。炭の取り出しは2月12日に行う予定です。


窯の入り口で火を焚き、徐々に火力を強くしていきます。今朝はかなり冷え込み、ときおり雪が舞いました。


3時間ほどすると、窯口と煙突の両方から真っ白な水蒸気が噴き出します(左の写真)。さらに火をたくと、煙突からは引き続き白い水蒸気が、窯口からは青っぽい煙が出るようになります。


窯の内部に火が回り、煙の温度が安定した17:00頃、小さい穴を残して窯口を閉じて帰宅。夜の間に火が消えたらやり直しなのでちょっと心配です。


2日目(1/31)の7:30。霜で真っ白な世界に炭窯から出た煙が漂う景色はとてもきれいです。この煙が出ていればとりあえずひと安心。煙の温度が少し高めなので、空気穴の塞ぎ方を工夫しながら見守りましたが、その後も高めで推移しました。このぶんだと明日のクドサシ(窯の密封)は早くなるかもしれません。

3日目(2/1)の7:00。煙が少なくなってきました。中に詰めた材料が炭になった時点で窯を密封します(クドサシ)が、そのタイミングの見極めが難しい。早すぎると生焼けの炭ができ、遅すぎると灰になってしまいます。


煙がなくなること、煙の温度が十分に上がったことなどから判断して12:30にクドサシ実施。窯口に扉をつけ、砂を入れて密封します。煙突も砂で塞ぎました。昨日の予想と裏腹に、いつもより2時間ほど遅くなりました。あとはいい炭が焼けていることを祈るだけです。炭の取り出しは2月12日に行う予定です。
2023.01.29
炭焼きスタート!
今日は動力機活動の日でしたが、午前中は炭焼き部会の活動として、炭窯に炭の材料と燃料を詰めました。会員手作りのトロッコを窯の入り口に設置して材料を運び込みます。炭の材料は垂直に立てて詰め、その上に燃料にする細い木を詰め込みます。炭窯の中と外との連係プレーにより、午前中で作業は完了しました。明日の朝、窯の入り口で薪を焚き始めて3日間の炭焼きが始まります。
午後は、地域の農家さんを支援する出張作業に出発。田んぼの脇にあり、日陰を作ってしまうコナラを伐採する作業です。棘だらけの蔓やネザサ、伐倒の邪魔になる潅木を取り除いたあと、今日は大物コナラを1本伐倒しました。枝が地面に刺さって幹が浮いた状態だったので、危険がないように幹を着地させ、玉切りしたところで時間終了。この現場での作業はしばらく続きそうです。



午後は、地域の農家さんを支援する出張作業に出発。田んぼの脇にあり、日陰を作ってしまうコナラを伐採する作業です。棘だらけの蔓やネザサ、伐倒の邪魔になる潅木を取り除いたあと、今日は大物コナラを1本伐倒しました。枝が地面に刺さって幹が浮いた状態だったので、危険がないように幹を着地させ、玉切りしたところで時間終了。この現場での作業はしばらく続きそうです。






2022.01.26
危機一髪!だったかも
炭焼き1日目。朝6:40に火を点け、煙突口で測っている煙の温度推移も順調だったので、例年通り16:00に面塗りを開始し、17:00に終了しました(写真2、3)。ところが1時間半後に確認すると、温度が10℃ほど下がっていて、見ている間にも下がっていきます。このまま放置すると火が消えてしまい、再び窯口を開けてやり直すことになる恐れがあるので、空気穴と煙突を全開にして、コンプレッサーでしばらく空気を送り込みました。再び温度が上昇し始めたのを確認してから帰宅しました。
2日目。朝7:00に行ってみると、煙が出ていたのでひと安心したものの(写真4)、今度は煙の温度が50℃ほど高くなっています。温度上昇が速すぎると、クドサシ(窯の密封)が早朝になる可能性があるうえ、炭の品質も心配です。空気穴と煙突を狭くして、温度の上昇を抑えました。
そして3日目。クドサシが早くなるかと心配しましたが、逆に温度は低めでした。空気穴と煙突を全開にして温度を上げ、10:30からクドサシ開始。入り口にプレートを取り付けて中を砂で埋めます。煙突も塞いで砂を盛り上げて窯を密封して完了です。一時はどうなることかと思いましたが、1日目夜の温度低下を除き、温度データの形状は例年とそれほど変わりませんでした。
今回は3日とも曇りで風も冷たく、屋外での窯の番はちょっと辛いものがありましたが、焚火や七輪で暖を取ってしのぎました。皆さん、お疲れさまでした!



2日目。朝7:00に行ってみると、煙が出ていたのでひと安心したものの(写真4)、今度は煙の温度が50℃ほど高くなっています。温度上昇が速すぎると、クドサシ(窯の密封)が早朝になる可能性があるうえ、炭の品質も心配です。空気穴と煙突を狭くして、温度の上昇を抑えました。
そして3日目。クドサシが早くなるかと心配しましたが、逆に温度は低めでした。空気穴と煙突を全開にして温度を上げ、10:30からクドサシ開始。入り口にプレートを取り付けて中を砂で埋めます。煙突も塞いで砂を盛り上げて窯を密封して完了です。一時はどうなることかと思いましたが、1日目夜の温度低下を除き、温度データの形状は例年とそれほど変わりませんでした。
今回は3日とも曇りで風も冷たく、屋外での窯の番はちょっと辛いものがありましたが、焚火や七輪で暖を取ってしのぎました。皆さん、お疲れさまでした!





