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2014.07.01 山間風流
入会して約3年になります。還暦を過ぎて自由人になった折に、何をするか思いを巡らした時、TVの番人にはなるまい、また世間で言う濡れ落ち葉には決してならないぞと。そうだ、体を動かし、自然とふれあう事をしよう! そんな頃、たまたま兵庫県の森林ボランティア講座を知り、そこで出会った本会のメンバーの紹介で入会しました。結果は大正解。私にとってはいいことずくめでした。まず、緑に囲まれ、木漏れ日を浴び、薫風に撫でられ、啼く鳥の声に耳を洗われる楽しさ。次に、滴る心地よい汗、事後の少しばかりの筋肉痛が身体に快い。そして、サラリーマン時代のノルマや競争のない、利害関係のないユッタリとした仲間との時間の流れ。更に樹木や花々の名前を知り知識も得られ、余禄として時々の山菜が食卓に上る。なによりも、家にいない事で守られる家庭平和。これがイチバンヤァ! 最後は、「長者の万灯より貧者の一灯」ではないが、微力ながら、出来る範囲での環境へのボランティア貢献という小さな満足感。時には四季折々での、そうめん流しやBBQ、シシ鍋、ピザや焼き芋などのイベントなどご褒美の楽しみもてんこ盛りである。60歳半ばで、自分としては満足の一竿風月ならぬ山間風流と言ったところです。たまに耳に障るのは、カミさんの「外のボランティアもいいけど、ウチのこともね!」の一言。「ハイ! ハイ!」
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定年を過ぎて、第二の人生について考え何をしようか?と迷っていた時でした。たまたま三田市にある県立人と自然の博物館で森林ボランティア講座が開かれることになり、参加。それまでは会社人間で、仕事の関係でのお付き合いだけでしたが、その後は森林ボランティア活動にのめり込んで行きました。最初に「三田里山どんぐりくらぶ」に入会。その後、「神付ふるさと村農園」で家庭菜園を楽しみ始めた時に、「神付・産土の森の会」が立ち上げられることに。迷うことなく、直ぐにこちらの会員にもなりました。「神付・産土の森」は神戸市北区にあり立地条件も良く、農園交流館、東屋、駐車場など設備が完備されていて、大変便利です。現在は森も随分きれいになりましたが、当初は人の手が長い間入っておらず、とても里山とは言えない状態。これを本来の里山に戻していく楽しみは、尽きることはありません。活動は安全第一でやっており、安心して参加できます。動力機もほゞ揃っており、安全講習を毎年開いて啓蒙活動も行っています。森林ボランティアは同じような目的を持った人の集まり。利害関係の全くないつながりは、とても楽しいです。森林ボランティア活動での楽しさは、色々な経験、知識などを持っている人達と付き合えること。大変勉強になり、面白く、愉快になれます。人それぞれに特技があり、その持っている特技を活かして、一生懸命かつ愉快に取り組んでいることに接するのは、大いに参考になりますし楽しいことです。よく二つの団体で出来るな?と思われる方もおられるでしょうが、複数の団体に所属されている方は結構おられますよ。活動地の性格が異なれば、活動内容や会員構成も違い、それぞれの楽しみがあります。私は両方で言いたいことを言わせてもらっており、これからも体に気をつけて長く楽しませていただきます。
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(写真中央で、グリーンのヘルメットにチェーンソーを使っているのが筆者)
「森林ボランティアから何を想像しますか」との質問に、多くの人から「植林・植樹」との回答が返ってくる。「木も切るんですよ」との答えに、「木を切るんですか。自然破壊じゃないですか」との意見も。「元気な森を作るんですよ」と答えることにしているのだが。まだまだ、森林ボランティアは市民権を得ているとは言えないですね。我々の活動が少しでも理解を深めることに繋がればいいのですが。
「ボランティア」という言葉には利他的な意味合いが含まれますが、自分自身が楽しく活動することで継続していけるものと思います。里山の整備は一度行えば、その状態が保持できるものではなく、続けることにより放置林が明るい森に変化し、人々が集える里山になり、その結果として、ここ神付地域の活性化に結びつくような活動になればと願っています。
当会にもいろいろな思いや考えの方々が活動されています。自然の中で汗を流すのが好きな人、チェンソーで木を切るのが好きな人、植物が好きな人、木工などモノづくりが好きな人、私のように仲間とだべっているのが好きな人など。好みは違えども、里山再生への思いは同じ。みんな仲間がいて、ともに活動できるのが楽しいんですよね。友人や知人に楽しさを伝えていただき、森林ボランティアに携わる仲間づくりが広がっていけばいいですね。
私は今、当会で里山整備リーダーと事務局会計を担当しています。これまでは、仲間と里山整備にも汗を流していたのですが、昨年、体に不具合が生じてからは、ままならず、「口」だけでの参加となっています。それでも皆様に助けられて私なりに活動しています。
会員の方々には、里山整備を活動のベースにしながら、その中で一人一人の思いが出来るだけ形になるよう、これからさらに積極的に会の運営に携わっていただければと願っています。
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思いおこせば5年前。50才半ばを向かえ、定年後に備えて野菜を作ろうと思いたち、縁あって神付ふるさと村農園に出会いました。ほぼ同時に、「神付・産土の森の会」が立ち上げられるとのこと。元々がアウトドア派なので、誘われるまま参加しました。特に森林ボランティアに興味があった訳ではありません。何かしようかなと思っていた矢先でした。その年の県主催の森林ボランティア講座に参加。講習は大変役に立ちました。何でも直ぐに行動をおこすものの、あきっぽい性格で心配しましたが、野菜作りも森林ボランティアも現在まで続いているというか、今ではライフワークになっています。基本活動や動力機活動など色々な活動を数えてみると、昨年度は年間42回。きのこクラブのリーダーも引き受けています。一年前からは地元三田市の森林ボランティア団体にも入り、年間28日参加。活動日がかぶることがありますが、午前と午後に振り分ける等何とか両立しています。森林整備では、ビフォーとアフターがはっきりと分かり達成感があり、適度な疲れが心地よい。活動仲間と良い関係も出来てきて、楽しく過ごしています。今年3月で定年退職しましたが、後2年程度は契約社員でがんばり、仕事の合間に畑と森で汗を流そうと思っています。
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入会して約1年の新米です。動機ですか? 正直に言っちゃっていいのかな…実はチェーンソーを使えるようになりたかったんです。そのことを東日本大震災のボランティア仲間に話したら、一人がこの会の会員で、「里山ボランティアすれば使えるで」って教えてくれて、体験参加して即日入会しました。

もちろん最初からチェーンソーを使えるわけはなく、普段の活動では手道具を使っています。竹や木を切っては幹と枝葉に分けて積み上げる作業の繰り返し。それの何が面白いのって? これが楽しいんです。私は自宅で仕事をしているのでオンとオフの切り替えが難しいんですが、森の中で作業していると頭の中は空っぽ、無心になれて、終わった後は心地良い疲れとすっきりした森を眺める満足感と達成感。ストレスも運動不足も解消でき、一度味わったらもう病みつきです。

入会の動機はやや不純でしたが、以前から山や自然は好きでした。夢は半自給自足の田舎暮らし。だから薪割りやシイタケの収穫、炭焼き、おまけで干し柿を作ったりするのも楽しい。昔ながらの自然とのつきあい方を学んでいきたいです。

え?肝心のチェーンソーですか? う~ん、先日の動力機活動で初めてコナラを伐倒したんですが、「木ィ切らんと、息ばっか切れて」大汗かきました。優しい先輩たちに囲まれて当分は修業が続きそうです。

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